3日目
長崎県 諫早のとある神社スタート
疲れで爆睡していたが4時起床。
近隣の皆様が動き出すよりも早く荷物をまとめ、走り出す。
南下するにあたり、陸の海岸線を真面目に走っていくか、雲仙、天草をフェリーで渡りながら島を縦断していくかの2択があった。が
お船大好きおじさん、秒で雲仙天草を選択。
コンビニで(いつもの)アンパンと、カロリーが高そうだった惣菜パンを腹に詰め込み、雲仙に入った。
初手から超登り。
いやーキツいっす。
眺めはよかった。
ぬわあああん疲れたもおおおん
とか何とか言いながらいくつかの超登りと超下りを抜けると、ようやく平坦な海岸線に出たので、一旦休憩。
雲仙のマップみたいなのを見ながら休んでたら、外回りらしきおっちゃんに話しかけられ、大変だねぇ頑張ってね的なお言葉をいただいた。ありがとなおっちゃん。
一人旅で人と話すのは、コンビニの店員さんにレシートいらないですって言う時くらいだから、こういう会話はほんとに沁みる。
少し走ると、小浜と書いて おばま と読む
いぇすうぃーきゃん な街に入った。
温泉が湧いてるらしく、路面や建物から突き出た排気筒から湯気が立ち上り、趣深かった。
交通とか大丈夫なんでしょうかね。
オバマを抜けて、海沿い20kmくらいを走り、雲仙の南、口之津港に到着。ここからフェリーで天草に入る。
オラわくわくすっぞ
とうとうハンドルとのスレで手にマメができ始めたので、包帯をグルグル。あまり意味はなかった。ちゃんとグローブ買おうな。
船上からの海の景色を眺めながら、脚を休めたりしているうちに天草に到着。
おっすおっす。
昼時だったので、コンビニでカツサンドその他を買い昼飯。上手くいけば今日中に天草の南端、牛深港の近くまで至る予定だった。
牛深港からまたフェリーで、とうとう鹿児島に入る。はぇ〜。意外と近いもんです(麻痺)
だがそんなに天草は甘くなかった。
海沿いを走るか、真ん中を突っ切っていくかが選べたが、なんでか気づいた時には真ん中を走っていた。
島、真ん中。山ですね、ハイ。
超絶圧倒的に山。
ずっっっっっと登り。山を登る時は、「いつかは必ず下りになるから」を何億回も心の中で反芻しながら登るが、この天草、いつまで登っても下りが来ない。
数百メートル走るごとに休むくらいにはヤバかったし、昼飯で貯めたエネルギーも、あっという間に底を尽きハンガーノック。
余分に食糧を持ってもいなかったので、すぐに回復する手段もなく、今日中にこの山を抜けるのは無理と判断。この日はどっかそのへんでテントを張ることに。
マップを見ると、なんとも幸運なことに、近場にキャンプ場があった。
人目を気にせずテントを張れるんじゃ〜
ということでキャンプ場を目指したがこれまた当然登り。1km進むのに20分くらいかかったので、もはや歩いた方が早かった。
無事(大惨事)キャンプ場に到着。
福連木子オートキャンプ場だったかな?
山の中のキャンプ場。しかも世間の夏休みが過ぎたということもあり、利用者はぼく以外誰もいなかった。
管理人もどっか行ってたし。
次の日が日が昇る頃から雨予報だったので、早朝からここを出て、山を抜けたい旨を管理人に話し、料金を先払い。
とりあえずテントを張り、緊急用に装備していたソウルフード、うまかっちゃんを食べることにした。
バーナーもクッカーもあるので楽勝。
まさかこんな山奥でうまかっちゃんを作るとは思わなかったが、ハンガーノックおじさんの疲れた体にはとても沁みた。
シャワーを浴びて、そそくさと寝袋に入り、就寝。
次回、早朝アタック
3日目の走行距離は 諫早〜天草 80km
テントを広げた時にカタツムリが付いていた。どうやら諫早から持ってきてしまったらしい…こんな遠くまでごめんよ()
独立細胞組織
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